ある時、研修のためにオーストラリア出身のトレーナーが来日しました。
そのトレーナーの英語は、いわゆるオージー訛りの英語で、こんな感じ。
「グッダイマイト」
「プレイズアウプンパイジアイト」
ん、ん、何だ???
発音されていたのは、
Goodday Mate! (みなさん、こんにちは!)
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彼らの発音で特に特徴的なのは2重母音で、代表的なのは
「エイ」→「アイ」【例】dangerous ダインジャラス
「オウ」→「アウ」
「アイ」→「オイ」【例】that's fine. ザッツフォイン
パターンは多くないので、頭の中に「変換表」を作って聞く心構えをするだけでだいぶ楽に聞き取れるようになります。ちょうどトレーニングで聞く側だったので、ノートの端っこにその「変換表」をメモして、聞くようにしていました。
それでも難しかったのが、’A’か’I’。どちらもアイと聞こえる(おそらくネイティブは聞き分けられている)。 こういう発音はもはや会話の文脈(コンテキスト)から判別するしかないですね。