parseyの英語ブログ

英語の勉強方法について

カタカナ英語

日本人が英語を話せない理由の1つが「外来語」のカタカナ表記だと思っている。

 

例えば、McDonald は、マ-ク-ド-ナ-ル-ドと6音節の発音となる。音節毎に発音される音に慣れている外国人には、何を言っているか判りにくいのだ。仮に中国のマクドナルドでは、外来語は漢字表記で「麦当劳」となっていて、英語の発音により近い「当て字」が使われている。日本人がどんなに一生懸命カタカナ英語を言っても外国人に通じないのは、カタカナは英語の音節の発音になっていないからだ。

 

平均的な日本人は、中学校から高校まで義務教育で6年間英語を習っているが、英語の授業で音節について習ったことはあるだろうか?

 

英語の辞書を開くと、まずアルファベット順に並んでいて、例えば「アクセント」という英単語は、”ac-cent” と表記されていて、これは、”ac” と ”cent”がそれぞれ独立した音節で発音することを意味している。敢えてカタカナで音を表記すると、「アッセン」で、「セ」の直前に子音のk 、セントのt は、子音なので音としてはほぼ聞こえない(音は出ないが、発音上、口の中では口や下の形を変える必要はある)。最初のMcDonaldの例でいうと、音節上の発音は「マッダノー」。音節としては、「マッ」「ダ」「ノー」と3音節である。これを知らずに、どんなにきれいに発音しようとしても、外国人には通じないのである。

 

このことを踏まえると、通じる英語の第一歩は、辞書の表記をよく見て、音節通りに発音することだ。これを知ると、6年間の英語学習は何だったのかということになるが、今からでも地道に取り組むしかない。慣れてくれば、単語の長さ的に何音節か判るようになってくるので、そうなって来れば、英語の発音は180度違った結果になって来る。

中国のマクドナルド

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